夜送り駄文

雑食小説好き系の肥後MAN日記

みどりの日&「神」という表現について


  「森と人、双方生きられる道は無いのか?」

(「もののけ姫」より)


みどりの日、でございます。
ちなみに同作品の中で一番好きな台詞は、タタラ場へサンが強襲をしかけた晩、アシタカが両陣営を鎮めようと、立ちはだかるゴンザへ向けて言い放った「どいてくれ」という悲しく静かな台詞です。



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はてさて、ツイッターでも申したとおり、今回は私が「神」といった言葉をあまり使いたがらない理由(ちょっとした危険性?)をだらだらと書こうと思います。


最近、巷では「神回」や「神対応」といった表現が多く使われているように思います。ひとまず「神対応」とはどういった意味なのか、少しネットで調べてみたところ、以下のような意味の模様。


『主に企業のクレーム対応などについて、驚き感心するほど行き届いた対応に対して用いられる表現。不具合製品の修理サービスに関する手際の良さや、配慮に満ちたサービスなどに関する最大級の好評価を表す語として用いられることが多い。』


ふむ。まあ要約すると、これ以上にない対応の様、といったところでしょうか。これに限らず「神」がつく表現では、使用する本人が感心や感動に至る面で、最上級のものを指すこと(多分)であるんだなぁ、ということがうかがえます。


さて、では何故この夜野トバリというアホはその表現が危ういと言っているのか、ほんの少し説明したいと思います。(・ω・)


神がつく以上、その表現は最大級のものであって、これ以上の表現はないように捉えられる。けれども私的には、人が本来もつ「表現力」が、その表現を多用することで損なわれているんではないかと危惧している次第です。


まだデータも実証もないわけですが、例えばとある映画を観たAさんに映画の感想を訊くと、
「あの映画マジで神だった!」
という返事が返ってきたとします(あくまで例え)。


さて、ここで「神」という表現がついているので「ああ、とんでもなくスゴい内容だったんだなぁ」というのは伝わってくる。けれども、肝心の内容が1ミクロンも伝わってこない。もちろん「どうスゴかったの?」と深く掘り下げていけばAさんも映画の内容を教えてくれると思います。ただ「神」という表現が内容をあまりにも凝縮しすぎてしまい「とりあえずこれ言っとけば伝わる」という思考を本人に根づけさせてはいまいか? もしくはその表現だけに頼ってはいないか? と私は勘ぐっているんです。(・・;)


これ、ちょっと怖いな、と思うのは自分だけでしょうか?
「神」に限らず、絵文字やLINEのスタンプも、会話に「温度」を与える面はいいんだけれども、それに頼るばっかりで、本人が本来持つ「表現力」を殺してはいないだろうか? 人間という動物は色々なコミュニケーションを持っていますが、言葉と文字、という表現はもっとも使用頻度が高いツール。そこを損なうととんでもないことが起こってしまう……そんな予感がする。


表現方法は十人十色。AさんにはAさんなりの表現方法。BさんにはBさんなりの表現方法。その表現方法が一つに凝縮されすぎると、個人の「オリジナル」が消滅し、イコールで結ばれる「コピー」へと変貌する……ような、気がする。


人間って機械じゃないんだから、自分なりの表現方法を大事にしようよ、という個人的見解です。なんだかだらだらと本当にすういません(・ω・)


さてGWですが、特にこれといった予定はない……どう過ごそう。

はじめに

 

 

    「勝手で、悪いけどさ……これが俺の物語だ!」

 

(「FINAL FANTASY Ⅹ」より)

 

もう17年近く経つのか……時の流れは残酷ですね……。

 

はてさて、この度簡単ではありますがブログをはじめてみようと思い立ち、のそのそとキーを叩いている状態です。投稿頻度や期間に関しては未定ですが、私生活の中で巡り合ったことなどを書き綴っていこうと思います。

 

 

とりあえず、簡単に自己紹介を箇条書きにて、下記に記します(・ω・)

 

 

・名前:夜野トバリ

昔は夕暮れ時、空が暗くなることを「垂れ絹(帳)が降りてくるようだ」に例え、夜になることを「夜の帳が降りてくる」と表現していたようです。名前はそれにちなんでつけています。決して卑猥なイメージを与えようなんて意識していませんここ重要。

 

 

・生息地域:熊本

地震怖い。そして震災にあたり援助して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

・趣味嗜好:読書 旅行 買い物 物書き

小説に関しては時代小説を除けばなんでもござれ。昔に比べればペースは落ちてはいるけれど、何とか続けている。

旅行は毎年友人らと国内を巡っとります(昨年は震災の影響で断念)。東京、長崎、京都、広島、北海道、大阪などなど。

物書き(小説)に至っては現在進行形で一つ物語を練っています。完成するかどうかは未定。

 

 

・年齢:昭和最後生

四半世紀を何とか乗り越えた。まだまだ先は長い。後から聞いた話しだとなんとハネムーンベイビーらしい。うひょー。

 

 

後はアニメーションやお酒などなど。1人でいたい場合と、大人数で騒ぎたい場合とコロコロ思考が変わる変わり者。学生の頃小説ばかり読みふけっていたせいか、頭でっかちになっている模様。でもこれはこれで自分の財産なんだな、って最近は開き直っていたりする。うーん。

 

 

こんなところです。ちなみにブログ冒頭にはブログタイトルに関連(?)したセリフ、文章を載せるスタンスを取る予定です。

 

ではでは、よろしくお願いします。